Long love
体育倉庫についてから。



「洸君!どしたの〜?」


「…ここ、なんか覚えありませんか?」

なおも俺は笑顔で言う。




ここでやっと俺の様子がおかしいと気づいたのだろうか、
そいつ等は不審そうな顔をし始めた。



「えっと…洸君?」



「ここ、先輩方が陽菜に手出した場所っすよね?」



「あ、わ、私達何のことだか…」



『バキッ!』



俺は思いっきり壁を殴り付けた。
破片がパラパラと落ちる。
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