Long love
一段落着いて私たちは
遅めの朝食をとった。





向かい合ってご飯を食べる。


…なんか新婚っぽくていいかも。



ついつい私は洸のことを凝視してしまっていた。



「…あんまり見られると
食べづらいんだけど。」



「あ、あぁ、ごめんね!」

思わず赤くなってしまう。


話題を変えなくては!


「そうだ!洸さ、どうやって3年を説得したの?」



「…………………」


「洸…?」



妙な沈黙が流れる。




「説得ってか…
脅し?」




「脅しぃ!?」

思わず声が裏返る。
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