王子に恋して



しかし、ホッとしたのも束の間、
そんなイケメン王子が、なぜスーパーで子供を連れながら買い物しているのか…

気になった羽美は、いけないと思いつつも、
なんと…

王子の後について行ってしまったのだ。


―――――


「……羽美、さすがに尾行しちゃダメでしょ…」

「ゔ…だよね。ごめんなさい…」

「いや、あたしに謝られてもしょうがないけど…」

「やっぱ、止めとけばよかった…(泣)」

「泣かないで、羽美。まだ続き、あるんでしょ?話して?」

「うん。」


汐里に引かれてしまった事に、若干ショックを受けた羽美だったが、
ここまで話してしまったのだから、話してしまおうと思い、続きを話し始めた。




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