王子に恋して



―――――


"んー…やっぱりこんな事よくないよね…。でも、気になるし…"

なんて思いつつ、羽美は王子を歩いて尾行していた。


そして、10分程歩いていると、ある小さな一軒家についた。

外の壁は茶色のタイル柄で、2階建てだが、
明らかに稜太たちが暮らすには、狭いのではないか…

そんな風に思ってしまうくらい小さなのお家だった。


"ここが南野くんのお家なのかな?"

なんて思っていると、稜太や子供たちは、
我が家であるかのようにその家に入っていった。



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