また君に…
「ああ、転校生の平野美優。
今日から、一緒に住むから」
「はあ?ふざけんなっ!!!」
「ふざけてないよ~」
「この女と一緒に住むくらいだったら死んだ方がマシだっ!!!」
…あたし。
凄く嫌われてますね…。
「んじゃ、バイバイ」
えええぇぇぇぇっ!!!
悠は男に微笑んで手を振る
んだけど…笑顔がドス黒い。
男は悠を見て、涙をためてる。
ち、超可愛いんですけど…
ってまずはっ!!!
「わ、私やっぱり大丈夫っ!!!
あの部屋行くよっ!!!うんと、何処だっけ?
あっ!!!3号室だ!!そこに行くから大丈夫!!」
私はいても立っても居られなくて、部屋を飛び出した
「美優っ!!!」
「ちょっ、女っ!!!」
――――グイっ
へ?
私は手を掴まれた
しかも
女嫌いさんに・・・。
どうして?
「…3号室はダメだ」
「は?」
「ここに……」
男は苦しそうな顔をしてる
多分…。
やっぱり女嫌いなんだね…。
「大丈夫だよ。
3号室の人も親切にしてくれるよ!」