また君に…


私は何時間、暴れたのか分からない程、暴れた。

…けど。

周りからは、物音一つ聞こえず、人がいる気配もない。

私が暴れても、体力が消耗する一方だった

もう。
イヤだよ…

…帰りたい。


瀧汰の元に…
……帰りたいよ。


私は、涙を流しながら、意識を飛ばした



目を覚ましても…
辺りは…暗い。

私…
このまま…

死んじゃうの…かな?

私の目から、光が消えていく


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