また君に…



「ねぇ!!学校行きたいっ!!!!」
「…ん。別にいいけど。
絶対俺らから、離れるなよ」
2人は心配そうな顔をして、私を見た

「うんっ!!!」



―――――ガラッ


教室の扉を開けると、いつもの煙草の煙が流れ出た

うぇっ!!!!

私は、制服の袖で口を覆った

「ちょっと待ってろ」
そう言うと、悠は煙の中に入って行った

「大丈夫?」
守が心配そうな顔で私を見てくる
私は微笑んで頷いた

「やっぱ、美優は笑顔が可愛い~!!!」
守はニコッと笑って、私の髪を撫でた

「おい。イチャつくなや。早く入れ」
悠が不機嫌そうな顔をして、私達を見た

「別にいーじゃん!!!」
守は後ろから私に抱きついてきた

可愛いんだけどさっ!!!

みんなが固まってるからっ!!!
それも、悠の周りの空気がヤバいって!!!!!


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