また君に…
☆
「ねぇ!!学校行きたいっ!!!!」
「…ん。別にいいけど。
絶対俺らから、離れるなよ」
2人は心配そうな顔をして、私を見た
「うんっ!!!」
―――――ガラッ
教室の扉を開けると、いつもの煙草の煙が流れ出た
うぇっ!!!!
私は、制服の袖で口を覆った
「ちょっと待ってろ」
そう言うと、悠は煙の中に入って行った
「大丈夫?」
守が心配そうな顔で私を見てくる
私は微笑んで頷いた
「やっぱ、美優は笑顔が可愛い~!!!」
守はニコッと笑って、私の髪を撫でた
「おい。イチャつくなや。早く入れ」
悠が不機嫌そうな顔をして、私達を見た
「別にいーじゃん!!!」
守は後ろから私に抱きついてきた
可愛いんだけどさっ!!!
みんなが固まってるからっ!!!
それも、悠の周りの空気がヤバいって!!!!!