また君に…
「気をつけろよ?
美優風邪引くと、性格変わるから」
瀧汰の言葉にみんなが私を見た
「美優、おいで」
私は言われた通りに悠の元に行った
―――――ギュッ
私は悠に抱きついた
「本当だね~。可愛い」
悠は私を抱き上げた
「俺にもやって!!!!」
守が、可愛い顔をして、両手を広げてる
…けど。
「…ダメだ」
瓏汰がそれを遮った
「…チッ」
守から、舌打ちが聞こえた
悠はそれを見て微笑んでる
―――――ガチャ
「おっ。みんな集合してるね」
惇が優しく微笑んで、入ってきた
「はい。風邪薬持ってきたよ」
惇は片手に買い物袋を下げて、私に近づいてきた
「…ありがと」
私は悠から、惇に抱き移った
惇は優しく微笑んでから、片手で私を抱きしめた
「雷斗。水入れてくれないか?」
「おう」
雷斗はキッチンに向かった