いとこ彼氏





『〜♪…できたっ♪』



私の大好きなグループの歌を口ずさみながらお弁当出来上がり♪



『上出来♪さすが私だね♪』




それから髪の毛をコテで巻いて時計を見るともう7時45分。




『ぅわっ…亮ちゃん起こさなきゃ…』



クールな亮ちゃんだけど朝だけは弱くて普段は遅すぎて友達が叩き起こしに来るらしい…



でもそんなとこが可愛いんだよ♪



っと思いつつ早くも本日2回目の階段を軽快に上り寝室のドアを開ける。



『亮ちゃ〜ん…?』

起こしに来たのになぜか起こさないようにそーっと亮ちゃんに近づく。



『…すー…』


ふわふわのベッドにカーテンから差し込む光が亮ちゃんの顔を微妙に照らして、雑誌の一ページを見てるみたいな感覚に陥る



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