いとこ彼氏




『……まぁ、色々と…』



こう言うときに限って芸能人の名前が浮かばないんだよね…



そんな私を見て笑う亮ちゃん。



『正直に言えば?』



『十分正直ですけど?』


もう後に引けない私


すると包丁を置いて私をリビングから見えない端においやる。




『正直に言えよ』


身長の高い亮ちゃんと壁に完全に挟まれる


『…正直…だもん…』




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