いとこ彼氏




『でもっ…亮ちゃ…絶対私のこと…嫌いだと思ってた…』


だって私といても楽しくなさそうだったし…



『好きでもねぇヤツににキスなんかしねぇよ』



『でも…あれは…変なのに絡まれてたから嫌々したんじゃ…』



めんどくさいから、サッサとしただけなんじゃ…


『ばか…好きだからしただけ…』


抱きしめられながらそんなこと言われちゃ死ぬ…


話題変えなきゃキュン殺しされる!!



『そ…それより…なんで私…亮ちゃんと寝て…んの?』



『覚えてねぇわけ?』


…はぇ?


ま…さか…


『可愛かったよ?』


抱きしめる力を緩めて私を見てにっこり微笑む亮ちゃん。


ヤってしまった…!?


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