いとこ彼氏




『亮ちゃんのバカぁ…』


両手で赤くなった自分の顔を隠す



するとふふって笑ったかと思うと私の腕をもって私を押し倒す…



『亮ちゃっっっ…』



『何?』



何って言われても…


『あの…一応…いとこ…』


『…そんなの関係ない。』



そう言って私のおでこにチュってする



『ちょ…亮ちゃ…それに学校あるんじゃ…』


デコにちゅうとか…きゅっ…キュン殺し…

『昨日倒れたから、今日は休みの連絡もう入れといた…俺は那智の看病。』


あ、ちなみにもう昼だからな?

って私の髪の毛を撫でる


『…ありがと…』



私…倒れたんだ…


そう言われれば、ちょっと熱っぽかったかも…



『だから、今日は1日ずっと一緒…』


わざわざ耳元で囁く亮ちゃん



もう心臓爆発…します…

『んぅ…亮ちゃん…離れて…?』



『やだ。』



やだ。って亮ちゃん…可愛いけども…


寿命縮むっ…



『………』



『………』


静かな空間にお互いの視線がぶつかる…



そしてそっと唇が重な………



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