狼くんと放課後LOVE(仮)

【莉子side】


「はぁ…ん…」


突然、視聴覚室に連れて行かれたと思ったらいきなりキスされた。


嬉しいけど…どうしたの?なんか…いつもより違って乱暴なキスに応えながら戸惑っていた。


ようやく離された唇。肩で息を整えた。


「どうしたの?宮崎くん…なんか、いつもちがうよ」


あたしの肩を掴んでそっと抱きしめると


「ワリィ。ちょっとな」



そういうと首筋をペロリと舐められた。

途端に「ヒャッ!」と肩をすくめた。

「ちょっ…!どうし…たの…みやざ…」


「宮崎くんじゃねぇーよ…大輝って呼べよ」


またペロリと舐められながら言われた。


「ヒャッ…」


「言えって…じゃねぇともっとするぞ」

そう言うと今度は軽く首筋を吸われチクリと痛みが発した。


「あっ…!」


「言えよ…莉子」




< 110 / 236 >

この作品をシェア

pagetop