狼くんと放課後LOVE(仮)

「やめて!!どうしたの!?なにがあったの!?」

その瞳は、確実に俺に対する怒りと戸惑いと不信感の瞳。

「大丈夫?ようちゃん」


心配な表情でアイツに駆け寄る莉子の姿を見るのが耐えきれなくなった俺は、気づいたら


「待って!!宮崎くんーー!!待って」


莉子が俺を呼び止める声を無視してスタスタとその場を立ち去った。




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