狼くんと放課後LOVE(仮)
夢じゃない。夢じゃないよね?
そう思いながら自分で自分の頬を抓った。
痛いーーー。うん。やっぱり、夢じゃない。
「ウッキャーーー!!」
そう叫んでもう一度ベッドを転げ回った。その反動で床にドスンとお尻から転がり落ちた。
「イッタァーー!!」
お尻をさすりながら叫ぶと下から「うるさいわよう!!」とお母さんの大声が聞こえてきたけど
あたしの頭の中は、宮崎くんのことで一杯だった。