悪魔の涙は天使の叫び
「うんっ♪
ありがと⌒。」

お礼を言うことしか
幼稚園生のあたしにはできなかった。




――おいっ
起きろっ!!
 馬鹿女!!!――――

さっきより激しく肩を揺さぶられた。

っていうか、馬鹿女じゃないし!!!

いい加減ムカついて身体を起こそうとした。



「うるさい~っ。
寝てたのにっッッッッ//////!?」


身体を起こそうとした途端、
アイツの顔があたしの顔の目の前にあったんだ。




< 14 / 22 >

この作品をシェア

pagetop