悪魔の涙は天使の叫び

翔もそーとうビックリしたのか、
顔を真っ赤にして、口をぱくぱくしている。


「ばっ、馬鹿!!
顔近いッッッッ////!!!」

驚きのあまり、
翔をベッドの下に突き飛ばしてしまった。

どすんっ…

鈍い音が部屋に響いた。
「ゆ…な…!?
お前…」

翔が少し茶色がかっている髪をかきあげながら…
あたしの名前を、途切れ途切れ呼んだ。



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