悪魔の涙は天使の叫び

「知り合いの男の子に好きな子いるのぉ?」
あたしは疑問に思い聞いた。

…なんで知っているの?、という顔だ。


…う~ん…、とうなってから口をひらいた。


「沙羅のこと知らないの。でもね、沙羅は知っているの。」

今度はあたしの目を見て真剣な顔で話した。

それだけで嬉しかった。
本当の事を言ってもらえるのって本当に嬉しくなる。



「そなんだぁ♪
すごいっ!!
はちゅこいだねっっ!!」
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