Memory with you〜陽はまた昇り繰り返して逝く〜
「「いってきまぁ〜す!」」


声を揃えて言うとは僕たちは家を出た。


「今日から高校生だっていうのに、いい加減に一人で起きれるようになったら〜?」


「・・・。
佳菜が起こしてくれるからいいんじゃね?」


「あ〜ぁ、将来の奥さんが可哀相。」


「・・・。
はいはい、そうですかぁ〜」


・・・ったく、こいつはどこまで鈍感なんだ?!


デリカシーのかけらも見当たらない。


昔は女らしいところ多かったのになー。
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