Memory with you〜陽はまた昇り繰り返して逝く〜
「わかった。
やってみるよ・・・。」


3日後、僕は小さい頃よく佳菜と一緒に遊んだ公園にいた。


ブランコに座りながら佳菜を待っている。


もし思い出の場所がここじゃなかったら・・・。


そう思いながらも彼女を待った。


「・・・陽ちゃん!」


佳菜!!


「会いたかったよぉ!
いきなりいなくなるなんてひどいよぉ!」


泣きつく佳菜を突き放して僕は言った。
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