Memory with you〜陽はまた昇り繰り返して逝く〜
「いいのか?」


「後悔はしてないさ。」


「そっちじゃなくて、もういいのか?」


「あぁ、もう未練はない。」


「そうか・・・。寂しくなるな。」

「なぁ・・・最後に一つ聞いていい?」


「なんだよ?」


「やっぱり・・・自殺した魂は永遠に産まれ変われないの?」


リアンの顔が一瞬緩んだ。


「陽介・・・いつかまた会おうな!」


「あぁまたな!」


そう言うと僕は光になって元いた場所へと向かった。
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