DEAR…


「今日は、頑張って早く帰るから
夕飯は、用意しなくていいよ!」

「ぅん、分かった。
仕事、頑張ってね☆」

私の家族は隼にぃだけ。

私は一歳になる頃に母親を亡くした。
父親は、私を一人で育てられず、母親の妹に育ててもらった。
母親の妹は、隼にぃの母親で…
隼にぃの父親は私が田嶋家に来る数年前に亡くなってて…
そして、二年前に私達を育ててくれた母親は亡くなって、私達は2人になったんだ。


それ以来、私は家事担当だった

でも、今日はお休み。

隼にぃなりの気遣いなんだと思う

高校は合格出来たし、家でのんびり出来るなんて嬉しかった

そんな事を考えてながら、駅に向かって歩いてると、電話がなった
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