迎えに来た王子様!?
第1章

最初の出会い

「なかないで・・。」


「だって・・・。」


「ぼくも、
すごくさびしい・・。」


私と彼はまだ、
幼稚園の頃だった。


「どこかに
いくんでしょう?」


「うん。」


「やだよ・・。」


私は中々泣きやまない。


だって、
大好きだった男の子が
何処かに引っ越すと聞いて
涙がとまらなく、
彼もオドオドしていた。
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