迎えに来た王子様!?
「ベッドは無いよ。」


私の背後から声が
聞こえてきて、
思わずビックリしたと
同時に後ろから抱かれた。


「君を驚かそうと
思ったのに、
先に見つけるなんて。」


「だって・・・。」


「母上から聞いた?」


「うん・・・・。」


「僕にとっては、
君の色はピンクなんだ。


初めて会った時に、
君の周りにピンク色が
見えたんだ。」


「だからキーの?」


「ああ。


ちなみに僕の色は
これだよ。」


私の目の前に差し出された
キーが付いたファーの色は、
彼と瞳と同じブルー・・・。
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