迎えに来た王子様!?
夜車を走らせたヨーゼが
向かった先は、
私の実家だった。


「何故?」


「きちんと報告したい。


君の両親には、
電話で伝えたけどやはり、
きちんと会いたい。」


こんなきちんと礼儀
正しいヨーゼを、
両親は反対はしないと
思った。


「ただいま。」


私は玄関を開けて入ると、
母が迎えてくれた。


「おかえ・・・。」


母は言葉を止めて、
私の後ろにいる彼に
目が注目した。


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