迎えに来た王子様!?
「何故金髪がいいんだ?


俺はこの髪の色で
いじめにもあったんだよ。」


「うん・・。」


「ずっと黒い髪の毛に
憧れもあったんだ。


そしたら君と同じ色に
なって誰からも
いじめられる事はなくなると
信じていたんだ。」


ヨーゼの幼少時代を、
未だに苦しんでいるとは、
知らなかった。


「ごめん・・。


ヨーゼの気持ちを知らずに
染めたいなんて言って。」


「いいよ。」


ヨーゼの声は少し
震えている感じだった・・・。
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