迎えに来た王子様!?
「着いたな。」


今は私が立っている場所は、
空港から少し離れた所。


「遠いだろう?」


「うん。」


優しいブルーの瞳は、
私の顔を見て心配していた。


当たり前だけど、
凄く緊張しているから、
胃がキリキリして痛い。


けど目の前には
素晴らしい大きなお城が、
聳え立っていた。


「行こう。」


彼はそう言って、
私の手を持って歩き始めた。

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