迎えに来た王子様!?
数週間前の出来事。


「ルミ?」


「何?」


私達はベッドで愛し合った後、
抱き締めているヨーゼの体に、
私は頬を寄せた。


「今度一緒に来て欲しいんだ。」


「何処に?」


彼のスケジュール管理は、
ほとんど私に任されていて、
休みはいつか何処に出張に
行くかも私は把握している。


「仕事ではないよ。
プライベートで、
僕の国に行きたいんだ。」


「ええ???」


私は顔を上げると、
ブルーの瞳は私の不安を
和らぐキスをくれた。

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