迎えに来た王子様!?
・王子サイド・


父が言う言葉は
分かっていたが、
まだ正式にプロポーズは
していない・・・。


ルミと一緒にいて、
自分の気持ちが凄く良いので、
気持ちは伝えている
気分でいた。


「ルミ?」


「何?」


少し戸惑った彼女に、
俺は抱きしめた。


「父は反対もしていない
から安心して欲しい。」


「うん。」


ルミの言葉の力が無く、
あまりにも王の言葉が、
彼女を苦しめているとは、
知らなかった。
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