迎えに来た王子様!?
次の日、
ルミと母上は一緒に
出かけてしまった。


私は王と一緒に仕事を
している時だった。


「妃が言っていた。」


「何ですか?」


「彼女は私が怖いんじゃ
ないかと言っていた。


私は本当の事を言った
だけなんだが、
彼女の気持ちは決まって
いないのか?」


「いいえ。


まだ正式にプロポーズを
言ってはいなかったので。」


「そうか。」


父は黙り込んだけど、
母上は流石に何もかも
お見通しであった。
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