迎えに来た王子様!?
「眠れなかったの?」


「いいや?」


「顔色悪いよ・・。」


私はそう言うと、
ヨーゼは私を抱きしめた。


「ルミ?」


「何?」


「俺の傍を絶対に
離れないと約束してくれ!!」


いつに無くヨーゼの
強い言葉に私は頷いた。


そして朝食も食べずに、
ヨーゼは私を抱いた。


何も聞けない私は、
ヨーゼにとって
必要な人間なのか、
それともヨーゼの捌け口
なのかと感じて、
ヨーゼに抱かれていた。
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