迎えに来た王子様!?
「何をしている!!」


私は振り返ると、
ヨーゼが私の腕を持っていた。


「何だ来たのか?
もうちょっと遅かったら、
ルミは僕のものに
なったはずなのに。」


ルイスさんは残念な
表情を浮かべていた。


「何がだ!!」


ヨーゼは更に私を引っ張り、
私はヨーゼの胸の中に
収まっていた。


「ルイス。
俺は言った筈だ。


ルミを君から奪われる
事は絶対に無い!!!」


「そうかな?


今日はこのまま
帰るけど、
彼女を幸せに出来るのは
お前じゃなく俺だと、
証明してやるよ。」


ルイスさんは、
そのまま帰って行った。
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