迎えに来た王子様!?
園長先生に変わって、
初めて知った、
ここの経営事情・・・。


そこでお金を貸して
来たのがファミリアだった。


最初の間は、
利息も多くは無かったけど、
いつの間にか
雪だるまみたいに膨れ上がり、
土地をくれたら、
借金はチャラにすると、
言ってきたらしい・・・。


「卑怯な手を・・。」


「仕方ないのよ。
私がもっと経営を上手く
やっていたら、
こんな事にならなかった。」


私は胸が締め付けられる
思い出一杯だった。


「おや?」


私達の目の前に、
聞き慣れない声がして、
振り向くと彼が立っていた。
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