迎えに来た王子様!?
「おい!!!」


ほんのわずかに
近付く所で誰かの声で、
彼の行動が止まった。


私は即座に離れて、
その声の主に近付くと、
強く抱きしめられた。


「いつも・・・。」


「当たり前だろう!!」


ヨーゼが私を助けて、
ルイスを睨みつけていた。


「お前が邪魔をしなかったら、
彼女の唇を奪えたのに、
残念だな・・・。」


呆れたように話す
ルイスにヨーゼは
容赦しなかった。
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