迎えに来た王子様!?
「ダメです!!!


ルイスさん。
本当に私が貴方の所に
行けば助かるんですね?」


「ダメだ!!!」


「ヨーゼ・・・。


私も貴方との思い出の場所を
私も壊されたくは無い。


私は決心した・・。」


「ルミ・・。」


「留美ちゃん?」


「連れて行って。


私を貴方のものに
して下さい。


そして、
ここを壊さないと
約束をして。」


「分かった。」


ニヤリと微笑む男と、
項垂れる男が、
同時に私を見つめていた。
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