迎えに来た王子様!?
あれから半年後。


「おはよう。」


「おはようございます。」


私が挨拶をしているのは、
ブルーの瞳ではなく、
獣のような茶色の瞳。


ファミリアの社長の
ルイスである。


私はあの日から、
彼とずっと暮らしている。


もちろん、
私の両親も知っている。


園長先生やヨーゼから
聞いたらしく、
ルイスが挨拶に行ったら、
会わせて貰えなかったらしい。


私はこの屋敷で、
監禁状態である。


会社はもちろん
誰にも会うことは、
一切許されていない。
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