迎えに来た王子様!?
「やはり思い出の
場所が無くなるのは、
寂しいよね。」


今私達がいる場所は、
思い出の幼稚園。


あの後、
ヨーゼは私を連れ出して、
ここまでやって来た。


「無くならないよ。」


「ええ??」


「ファミリアは、
買収によって、
ここの幼稚園は存続する。


だからこれからも
ずっとあるんだよ。」


「本当に?」


「ああ。」


私はヨーゼに抱きつくと、
優しく抱きしめてくれた。
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