迎えに来た王子様!?
そしてやっと、
皆からの仕打ちが
無くなって、
この日を迎える事が
出来たのだ。


「どう?」


控え室に、
妃が入ってきた途端、
父と母は固まった。


相変わらず綺麗で、
品のある妃に、
固まる両親の気持ちは、
分からないでもない。


「ご両親?」


「はい!!!!」


2人とも声が震えて、
握手をされても、
覚えていないだろうと、
私は心の中で思った。
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