迎えに来た王子様!?
彼が降りて、
自分の頬に手をやった。


「似ている・・・。」


社長と幼かった時に
ヨーゼにキスされた
感触が似ていた。


私は目を閉じた。


「違うよね。


あの時のヨーゼと、
今の社長は別人だよ。


それに今
私の好きな人は、
ヨーゼより、
兄を好きなんだよ・・・」


涙が溢れ出して、
そのまま社長室に
戻れなかった。
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