迎えに来た王子様!?
私は目が覚めると、
誰かに抱きしめられていた。


「社長??」


私は思わず
大きな声を出した。


「起きた?」


「ここは?」


「ホテルだよ。


君が雨の中を
びしょぬれで歩いていて、
いきなり倒れたんだ。」


「すみません!!!」


私は起き上がろうと
してけど、
腕をつかまれた。


「あの・・・。」


「魘されていた。


君は何に怯えて、
何を隠しているんだ?」


社長の瞳に、
私は何も言えなかった。
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