迎えに来た王子様!?
「彼は自分の国に
帰ってしまうので、
私に宝石をくれました。


けど幼かった私の気持ちは、
変わってしまった。


絶対に迎えに来ると
言ったのに、
私は彼を忘れて、
兄を好きになったんです。」


私は社長の腕を離して、
立ち上がった。


「帰ります。」


私は服を整えて、
歩き出そうとした時、
社長に抱きしめられた。


「帰らないで。


今日だけでいいから、
一緒に眠って欲しい。」


私は社長の言葉に、
驚きを隠せなかった。
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