イケメン学園~秘密の甘い恋~
「自分の過去を、隠し切るって辛いよな。俺にも分かる。俺もさぁ、中学入ってまもないとき、俺のことかばって、交通事故でダチを植物状態にしてしまった。最悪だよなぁ。そのことは、誰にも知られていないんだ。俺の親父が全部白紙にしてしまった。俺は恨まれて当然の人間なのに、誰も何も言わなかった。ダチの遺族も、決して憎む思いではなく、「仲良くしてもらって、ありがとう」一言の感謝の言葉だった。」
蒼空くんの目には涙が溜まっていた。
「今日も病院行って、俺は話し続けてたんだ。途中でいつもごめんなって出てくるんだ。何話せばいいのか、途中から分からなくなって。」
だから・・・
今日早く出て行ったんだ。
「でも今日、大島が似たような悩み持っててくれてちょっと嬉しかった。似たような悩み持ちながらも頑張ってるやつもいるんだ。って思うと俺も頑張ろうと思えた。だから、俺前向きに頑張ってみるよ。大島みたいに。」
あたしの頬には涙がつたっていた。
あまりにも嬉しいほめ言葉で
胸が熱くなって。
そして
こんなあたしを見てでも頑張ろうって思ってくれる人がいてくれることが
嬉しくて。
蒼空くんの目には涙が溜まっていた。
「今日も病院行って、俺は話し続けてたんだ。途中でいつもごめんなって出てくるんだ。何話せばいいのか、途中から分からなくなって。」
だから・・・
今日早く出て行ったんだ。
「でも今日、大島が似たような悩み持っててくれてちょっと嬉しかった。似たような悩み持ちながらも頑張ってるやつもいるんだ。って思うと俺も頑張ろうと思えた。だから、俺前向きに頑張ってみるよ。大島みたいに。」
あたしの頬には涙がつたっていた。
あまりにも嬉しいほめ言葉で
胸が熱くなって。
そして
こんなあたしを見てでも頑張ろうって思ってくれる人がいてくれることが
嬉しくて。