イケメン学園~秘密の甘い恋~

「いつ戻ってたの?」

「いや、今日はおばあちゃんのお見舞いに来ただけ。」

「そっか。じゃーすぐ帰っちゃうのか。」


美優はなんだかとても寂しそうな顔をした。

なんかあったのかな?


まぁ、それは後から聞こう。


あっ、

美優はね、中学のとき仲良かった親友。今で言えば愛梨的存在。

美優は一度はあたしの通っている学園を受けようとしたけど、学力が届かず。


学園に行って以来、美優には一度も会っていなかった。


美優の家に着いた。

中に入ると、

「あら~!優那ちゃんじゃないの!!元気だった?」

「おぉ。優那か。久しぶり。」

「ゆ、優那。なんか太ったか(笑)?」

美優の家族があたしに声を掛けてくれた。
やっぱり、嬉しいな。
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