イケメン学園~秘密の甘い恋~

「美優、ありがとう。」


「ううん。なんかちょっと元気なさそうだったから・・・なんかあった?」


「あのね・・・。」


「話したくないなら、全然大丈夫だから。」


そういう美優の優しさにいつも助けてもらっていた。

でも、甘えてしまいたい。


「実は・・・。」


あたしは美優にすべて話した。

美優は真剣に聞いてくれた。

話し終わると、


「優那はみんなに愛されてるよ。あたしだって、優那のこと大好きだし、あたしの家族だって優那のこと大好きなんだよ?」


美優、ありがとう。
美優の言葉を聞いて、少し元気は出た。

けど、まだ怖いんだ。
人と接して生きていくことが。
< 293 / 425 >

この作品をシェア

pagetop