イケメン学園~秘密の甘い恋~
「よかったです!!というか、もともと住んでいたんですよね・・・。」
「そうだけど。」
「では、世話係が入ったこの寮はどうですか?」
こいつはきっと俺がどんなことを言うか分かっている。
だから、俺はあえて答えない。
普通だったら、ここでみんな、他の奴と話したり、落ち込んだりすんのに・・・
こいつは何もしない。
しばらくして、こいつは笑って・・・
「大丈夫ですよ、きっと。」
こいつはそれだけ言い残して歩きだした。