イケメン学園~秘密の甘い恋~
「バカ!!」
「優那!!」
「大島さん!?」
いつの間にか2人の前に立っていた。
「なんで蒼空くんが謝るの?悪いのは全部あたしだよ?いっぱい責めてくれればいいのに。どうして・・・・?」
歯を食いしばって震えた声のあたし。
恥ずかしいけど、でも、ちゃんと伝えたいから。
「優那、ごめんな。」
蒼空くんは、あたしの頭を撫でてくれた。
そして、その言葉を何度も繰り返していた。
そのたびに愛おしさが溢れていく。
「もぉ、バカバカ~。」
あたしは何度も蒼空くんの胸をたたいた。
でも、彼は笑みを見せていた。