イケメン学園~秘密の甘い恋~

しばらくすると、先輩が立ち上がった。



「返事は、ダンス会の後でいいから。じゃーな。」



先輩は走って、教室に戻ったみたいだ。



あたしの足が震えている。



驚きすぎて。




心が苦しくて。





あたしの答えは決まっているのに、


なのにどうして一言も言葉にできなかったのだろう。





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