よ つ の は


―…
『見上げた 月がキレイで

君の事 想い泣きました

君という 月に守られて

月明かりを 道しるべに


失ったもの たくさんあるけど
また君と 新しく 集めればいい―


今は 君の全てが 宝物
ずっと一緒にいようよ 手と手つないで

甘い 明日に つながってくよ
ずっと一緒に笑おうよ 君とふたりで―… 』



―… ジャーラッ ジャッジャーン…―


「ふぅ…、 どうだった?!
いやぁー、俺の方が緊張しちゃってさぁー、 危うく間違え… って、あれ?
どうしたの 2人共?」


「すっ… すごいっ!!
サクラちゃん すごいよっ!! 何回も聞いてる曲だけど、ミヤビとは また違う世界観が出てて、すごく良かったよぉ!」

「ぁあ…、確かにな。 曲の独特の持ち味を、ミヤビより上手く表現してたと思う。
正直ちょっとビビッちまったけどな… 」

「だっろー?! サクラにはさ、俺とは違う… 何か こう“人の心を動かす力”ってゆうかさ、そんな目に見えない 感じる何かがあるって思うんだ!」

「うんうん! これは何かすごい事になりそうな予感がするっ! ねぇ熊さん!」

「ぁあ、そうだな。 意外にボーカル交代も、有りかもな…」

< 115 / 215 >

この作品をシェア

pagetop