よ つ の は
「良かったぁー、やっぱ俺の目にくるいは無かったかぁ。
まぁ、ある意味 俺の負けって事なんだけどね…」

「ミヤビの歌う曲も、いいと思うよ?
だって僕は、小さなライブハウスだったけど、ミヤビがステージで歌ってるのを見て、このバンドに入りたいって思ったんだからさ!」

「ぉー おー… 泣かせるねぇ。
ありがとよ、良治!

いやぁー サクラお疲れ!
すごく良かった… って、おいっ! 座り込んでるけど、大丈夫かサクラっ?!」

「ぁひゃぁぁ〜… なんだかすごく緊張しちゃって…
終わったと思ったら、急に力が抜けちゃった… てへへっ… 」


サクラ… 君はやっぱり すごい子だよ…
俺なんかじゃ、君には とうてい追い付けない。

初めてサクラと出会った あの時から、俺は君の放つ魅力の虜になっていた…
他の誰でもない、君の魅力にね…



「よしっ、じゃあ今日から正式に サクラがウチのボーカルって事で!」

「ねーミヤビ、他の曲はどーするの?
Sugarはいいとして、他の曲は サクラちゃんのイメージとは違うと思うんだけど…」

「そーだなぁ…、じゃあ他の曲を演る演らやいは置いといて、サクラ風味の新曲を ガンガン作ってけば良いんじゃね?」
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