よ つ の は
「ふぅーん…お前、自分の彼女が絡むとヤル気になるんだな…」

「なっ、んな事ねぇよ…
俺はいつもヤル気だしてんじゃん!」

「そうかねぇ…
まっ、ヤル気になってくれるんなら 何でもいいけどな」

「おうっ、任せとけって!
うっしゃ、じゃあ今度の秋のライブに向けて バリバリ曲書きますかっ!
あっ、そうそう… これから作ってく曲は、サクラに作詞してもらおうかなって思うんだけど…どうかな?」

「えっ! 私、作詞なんて出来ないょお… 」

「大丈夫だって! サクラが思った事、感じた事を 文字にすればいいだけだからさっ!
文字数とかは、後で編曲ん時でも何とかなるから心配ないって!
サクラの生きてる世界観は すごく素敵だし、素直で真っ直ぐだから、きっといい詞が書けるよ!」

「そ、そぅかなぁ…
…ぅん! 私 頑張ってみるねっ!」

「はいはい… オノロケはその位にして、決まったからには本気でペース上げてかねぇと、秋のライブまでに間に合わねぇぞ?
ただでさえ ボーカル交代で Sugar以外の曲は使えねぇし、4人の呼吸も合わせられるようにならねぇとな…」

「そうだね! わぁー何だか僕ワクワクしてきたよっ! 新生JACKのスタートだぁ!」
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